ツバキ 数寄屋 スキヤ
淡桃地に淡紅色ぼかし 一重 猪口咲き 侘芯 小輪
樋状に中折れした花びらの先は 剣弁で尖って見える。
ワビスケツバキの中でも 上品な色合いと引き締まった花と葉の姿が好まれている。
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淡桃地に淡紅色ぼかし 一重 猪口咲き 侘芯 小輪
樋状に中折れした花びらの先は 剣弁で尖って見える。
ワビスケツバキの中でも 上品な色合いと引き締まった花と葉の姿が好まれている。
淡桃色 一重 筒咲き 筒しべ 小輪
「加賀侘助 カガワビスケ」の自然実生から生まれた品種
「加賀侘助」 : 淡桃色地 外弁は紅色ぼかし 一重 筒~ラッパ咲き 筒しべ 小輪
京都府立植物園の 「加賀侘助 カガワビスケ」
大仙公園 「日本庭園」では 鉢で育てられたツバキを 入口近くの建物の軒下や建物内の通路に飾られている。
手入れが行き届いているようで花も大きく 葉の色艶もよく見えた。
撮影していると 展示されている鉢の葉を一枚ずつ丁寧に水拭きなさっていた。
鉢土の上には水苔が広げてある。 乾燥防止のためかしら。
どの鉢も枝数が多く 花もたくさん咲いていた。
こちらの鉢ほど大きくはできないが 私もこんな風に育てたい。
桃色 一重 肉厚 筒咲き 筒しべ 中輪
愛知県犬山市の常満寺に原木がある。
「関戸太郎庵 セキドタロウアン」の実生から生まれた品種
「関戸太郎庵」 : 桃色 一重 筒咲き 筒しべ 中輪
我が家の 「関戸太郎庵」
桃色地 やや濃い桃色の吹掛け絞りが前面に入る 一重 筒咲き 筒しべ 中輪
1960年代に 東京 杉並区井荻で発見された品種。
2007年の4月以来の開花。
今年は早く咲いたが 梨地に見える部分が少ない。
濃紅色 ときに短い白筋が入る 一重 平開咲き 大輪
肥後サザンカの名花。
ツバキかと思って撮影してきたが サザンカのような気がする。
肥後椿にも「緋の司 ヒノツカサ」という品種があり 「鮮紅色 一重 平開咲き 輪芯 中輪」
似ているが 雄しべや葉の感じがサザンカのように見える。
淡桃色地 白覆輪ぼかし 一重 猪口咲き 侘芯 有香
「初雁」の枝変わりで 桃色花を「桃色昭和侘助」 桃地白覆輪花を「覆輪侘助」という。
「初雁 ハツカリ」 : 極淡桃地桃ぼかし 一重 筒・ラッパ咲き 筒しべ 小輪 有香
我が家の 「初雁 ハツカリ」
紅色 一重 筒咲き 侘芯 小~極小輪
別名 : 紅一休 クレナイイッキュウ
久留米市内のヤブツバキから選抜された品種。
寒中から咲き 冬季の花は3センチほど 春になっても4センチほど。
鴇色 一重 筒咲き 筒しべ 小輪
花は白に近く見えるが 蕾は淡く色付いている。
「中部呼子鳥 チュウブヨブコドリ」の自然実生から生まれた品種
「中部呼子鳥 チュウブヨブコドリ」 : 極淡桃色 一重 長筒~ラッパ咲き 小~中輪
桃色 一重 大筒咲き 筒しべ 中~大輪
「秋風楽 シュウフウラク」の自然実生から生まれた品種。
「秋風楽 シュウフウラク」 : 白色 一重 筒~盃状咲き 筒しべ
椿寿庵の 「秋風楽 シュウフウラク」
淡紅色 一重 筒しべ 小輪
中部地方の品種
名札には「うもれび」と振り仮名が書かれていたが お茶の先生は「うずみび」と仰っていたような気がする。
種火として残すために 灰をかけておき 次に使う時に新しい炭に乗せて火をおこす。
祖母も ストーブが有っても手あぶりを傍らに置いていて 夜には灰をかけておき 朝になると小さくなった火種から上手に火をおこしていた。
白地 紅色吹掛け絞り 一重 椀咲き 筒しべ 中輪
川口市でできた「白玉」の自然実生
「白玉」 : 白色 一重 やや抱え性の筒咲き 筒しべ 小輪 別名:初嵐(白玉)
大仙公園の 「白玉 シラタマ」
浄安寺庭園の 「白玉 シラタマ」
桃地に底白 一重 椀咲き 筒しべ 中輪
ベレニス・ボディの自然実生から生まれた品種
Berenice Boddy ベレニス・ボディ : アメリカ産 桃地底紅 八重咲き
舞鶴自然文化園の 「Berenice Boddy ベレニス・ボディ 」
母樹に加賀ツバキの特性である早咲き性が入ったことで観賞価値が高まった。
白色地に紅縦絞り、桃色地に白覆輪と縦絞り、白無地、紅無地など五色に咲き分ける 一重 筒咲き 筒しべ 小輪
古くから名古屋場内にあった「御殿椿」と呼ばれるものの一つ。
「五色八重散椿」同様 木が大きくなると咲き分けるようで 鉢植えの株には「白地紅縦絞り」の花しか咲いてなかった。
濃桃色 一重 筒咲き 筒しべ 中輪
「秋風楽 シュウフウラク」と「紅妙蓮寺 ベニミョウレンジ」の交配から生まれた品種。
「秋風楽 シュウフウラク」 : 白色 一重 筒~盃状咲き 筒しべ
椿寿庵の 「秋風楽 シュウフウラク」
「紅妙蓮寺 ベニミョウレンジ」 : 紅色 一重 椀咲き 輪芯 中輪
我が家の 「紅妙蓮寺 ベニミョウレンジ」
白色 一重 椀咲き 筒しべ 中輪
「加賀八朔 カガハッサク」の自然実生から生まれたといわれている。
「加賀八朔 カガハッサク」 : 白 一重 椀咲き 筒しべ 中輪
我が家の 「加賀八朔 カガハッサク」
いのくち椿まつりの 「加賀八朔 カガハッサク」
「中納言 チュウナゴン」は「加賀八朔 カガハッサク」に似ているが男性的な強さに欠ける と書かれていた。
淡桃色地 淡紅縦絞り 一重 猪口咲き 侘芯 極小輪
雄しべの葯は退化、変形し 子房有毛のワビスケツバキだが 従来みられない縦絞りが入るのが特徴。
白色 唐子咲き 小輪 江戸期からの古典品種
「白唐子 シロカラコ」に似ているが 花が大きめで唐子部は淡黄色を帯びる。
外弁に紅色の点条が出ることがある。
紅色唐子咲きの「ト伴 ボクハン 別名:月光 ガッコウ」とは無関係の別系統。
京都府立植物園の 「白唐子 シロカラコ」
椿寿庵の 「白唐子 シロカラコ」
白色 一重 やや抱え性の筒咲き 筒しべ 小輪 蕾が丸い
江戸期からの古典品種で 京都の名椿の一つ。
別名 : 初嵐・白玉
「初嵐」には二種類あり 「初嵐 白玉」と「初嵐 嵯峨」と呼ばれ どちらも 白色の一重 筒しべの中輪。
その違いは 花形が「初嵐 白玉」は 抱え咲き、「初嵐 嵯峨」は 筒~ラッパ咲き。
白玉の蕾は丸く 嵯峨の蕾は尖り 嵯峨は咲き始めが移り白。
どちらも冬に先駆けて咲き 茶花、切り花として人気が有る。
移り白~白 一重 筒~ラッパ咲き 筒しべ 蕾は尖る 中輪
「初嵐」には二種類あり 「初嵐 白玉」と「初嵐 嵯峨」と呼ばれ どちらも 白色の一重 筒しべの中輪。
その違いは 花形が「初嵐 白玉」は 抱え咲き、「初嵐 嵯峨」は 筒~ラッパ咲き。
白玉の蕾は丸く 嵯峨の蕾は尖り 嵯峨は咲き始めが移り白。
どちらも冬に先駆けて咲き 茶花、切り花として人気が有る。
ともに江戸期からの古典品種。
白色 一重 筒~抱え咲き 筒しべ 中輪
「西王母 セイオウボ」の自然実生から生まれた品種
「西王母 セイオウボ」 : 淡桃地 外弁が紅ぼかし 一重 筒咲き 筒しべ 中輪
我が家の 「西王母 セイオウボ」
大仙公園の 「西王母 セイオウボ」
母樹に似て中ふくらみの美しい花形で 雄しべは先細りで姿が良い。
淡桃~桃色 一重 猪口咲き 侘芯 小~極小輪
神奈川県海老名市の民家で発見された。
「太郎冠者(有楽 ウラク)」の自然実生から生まれたといわれている。
「太郎冠者(有楽 ウラク)」 : 紫を帯びた桃色 ときに白斑入り 一重 筒~ラッパ咲き 中輪
濃紅色 一重 ラッパ咲き 葯退化白しべ 極小輪 侘芯
退化した葯が白い三角形に見える雄しべと 花びらの紅色の対比が美しい。
島根県松江市の天倫寺で ヤブツバキの枝変わりとして見つけられた.
雄しべの葯が白色の扁平な三角形に退化している。
椿寿庵の 「天倫寺月光 テンリンジガッコウ」
京都府立植物園の 「天倫寺月光 テンリンジガッコウ」
浄安寺ツバキ展の 「天倫寺月光 テンリンジガッコウ」
淡桃色地 底白 一重 キキョウ~椀咲き 筒しべ 小輪 有香
広島県内の民家の栽培種から選抜された品種。
咲き始めは丸みの有るキキョウ咲きで 咲き進むと椀咲きになり 微香を漂わせる。
ほのぼのとした底白ぼかしが美しい。
紫を帯びる桃色 一重 猪口咲き 侘芯 極小輪
岡山県内の野生ヤブツバキから 突然変異で出現した品種
葯は黄色く見えるが 退化していて花粉は無い侘芯。
暗紅色 一重 筒咲き 筒しべ 小~中輪
「紺侘助 コンワビスケ」の自然実生から生まれた品種
「紺侘助 コンワビスケ」 : 暗紅色 一重 猪口咲き 筒しべ 小輪
淡桃地 外弁が紅ぼかし 一重 筒咲き 筒しべ 中輪
長めの筒咲きで中ほどがふくらみ その部分の色が濃い。
葉の先端と基部が急に細くなり 葉脈は顕著に凹む。
江戸末期より金沢に伝わる茶席の名花。
白色 一重 筒咲き 筒しべ 小輪
「西王母」の自然実生から生まれた品種。
「西王母 セイオウボ」 : 淡桃地 外弁が紅ぼかし 一重 筒咲き 筒しべ 中輪
我が家の「西王母 セイオウボ」
秋咲き椿展の「西王母 セイオウボ」
鮮紅色 一重 筒~ラッパ咲き 筒しべ 中輪
「西王母」の自然実生から生まれた品種。
「西王母 セイオウボ」 : 淡桃地 外弁が紅ぼかし 一重 筒咲き 筒しべ 中輪
我が家の「西王母 セイオウボ」
秋咲き椿展の「西王母 セイオウボ」
淡桃色 一重 肉厚 椀咲き 筒しべ 中輪
「白玉」の自然実生から生まれた品種。
「白玉 シラタマ(初嵐・白玉)」 : 白色 一重 やや抱え性の筒咲き 筒しべ 小輪 蕾は丸い
浄安寺庭園の「白玉 シラタマ」
淡桃色地 底白 一重 筒咲き 筒しべ 中輪
「春曙紅」の自然実生から生まれた品種。
「春曙紅 シュンショッコウ」 : 桃色地 底白気味 八重 抱え咲き 筒~割りしべ 中輪
我が家の「春曙紅 シュンショッコウ」
冬に咲く花は「底白」が際立ち 春に咲く花はぼやける。
もちろん 私が走ったわけではない。
今年最後のツバキ見物に出かけたら 高校生から白髪の方まで 大勢のランナーに出会った。
5キロと10キロのコースがあるとかで 横切る時には 私も小走り。
平日では人出が少なくて 特に「ツバキの森」の辺りはひっそりとしているだろうと思い 休日に出かけた。
人の気配がないと怖いと思っていたが にぎやかで安心。
でも 晴れた日が続いていたので 綺麗なままのツバキが少なく 「浦島」だけが初めて見る品種。
小雨も降りだして雨宿りしたが すぐに撮影は終わった。
早めに帰ったら 「桂離宮のテレビがあった。」 え~!!
そういえば 今朝は新聞を見なかった。
早めに出かけようと思って 朝の用事を急いでいた・・・残念。
年賀状のデザインは決まった。
毎年 何枚もの画像を作って周囲に並べていたが 今年は「フォトフレーム」というのを使ったので 画像は一枚だけ。
かなり手抜きで すぐに出来た。
淡桃色 一重 椀咲き 筒しべ 大輪 蕾は丸い
染色体が正常のものより多い三倍体のため ほとんど結実しない。
炉開きから年内は 丸くふくらんだ蕾が多く お茶席に重宝される。
明桃色 一重 猪口咲き 侘芯 極小輪
「白侘助 シロワビスケ」の枝変わりから生まれた品種。
「白侘助 シロワビスケ」 : 白色 一重 猪口咲き 侘芯 極小輪
我が家の「白侘助 シロワビスケ」
大仙公園の「白侘助 シロワビスケ」
淡桃色 白覆輪 一重 猪口咲き 侘芯 極小輪
「白侘助 シロワビスケ」の枝変わりから生まれた品種。
「白侘助 シロワビスケ」 : 白色 一重 猪口咲き 侘芯 極小輪
我が家の「白侘助 シロワビスケ」
大仙公園の「白侘助 シロワビスケ」
桃色地 白斑入り 千重咲き 大輪
アメリカで作られた品種
京都府立植物園でのツバキ展で「ベティーリドレー」と書かれていた花は白斑入りだったので こちらの方なのだろう。
極淡桃色地 薄紅色の覆輪 一重 筒~ラッパ咲き 筒しべ 中輪
この花は 本の写真より紅色の部分が多いように見える。
「臘月 ロウゲツ」の枝変わりから生まれた品種
「臘月 ロウゲツ」 : 白色 一重 筒~ラッパ咲き 筒しべ 中輪
わが家の「臘月 ロウゲツ」
京都府立植物園の「臘月 ロウゲツ」
本やネットで資料が見つからなかった。
淡桃色 外弁は紅色ぼかし 牡丹咲き 大輪 有香 というところかしら。
洋種ツバキの華やかな大輪の花にも負けないくらい大きな花で ピンクのぼかしが美しく 波打つような花びらは盛り上がるよう。
その上 とても良い香り。
こちらの「秋咲き椿展」で拝見した後 奈良の椿寿庵さんで咲いているのを見つけ 小苗を分けていただいた。
やや紫色を帯びた桃紅色 牡丹咲き 大輪 薄弁
「フラワーガール」と「グランサム椿」の交配で生まれた品種
「フラワーガール Flower Girl」 : 桃色 八重咲き 大輪 アメリカ産のツバキ
サザンカ「鳴海潟 ナルミガタ」と reticulata「Cornelian」の交配種
「グランサム椿 granthamiana」 : 白色 八重 平開咲き 大~極大輪 中国産の原種
急に寒くなって 風の冷たい日が続き 外に出るのがためらわれたが 咲いたツバキは何時までも待ってはくれない。
しっかりと重ね着をしてカイロを貼って 服部緑地の植物園に行ってきた。
ハイドゥンなどのある温室は暑いくらいで いろいろ撮影するうちに身体も温まったし 椿山を登ったり降りたりしながら写していると それほど寒さを感じなかった。
ボランティアの方々が いろいろ説明してくださったり 名札の無いツバキの名前を番号から調べてくださったり・・・ やっぱり思い切って出かけて本当によかった。
一つだけ残念だったのは 「ベティー・フォイ・サンダース」に白無地の八重咲きのような花が沢山咲いていて 紅縦絞りの花は一輪しか見えなかった。
その花も 高い所で咲いていたので 横顔しか撮れなくて・・・本当に残念。
年が明けたら また出かけたいと思っているが 再び出会うことができるかしら。
アズキ色地 白覆輪 一重 ラッパ~平開咲き 筒しべ 中輪
「日本の誉」の枝変わり。 別名:京の誉
「日本の誉」 : 淡紅地 白覆輪 ラッパ~平開咲き 筒しべ 中輪
京都府立植物園の「日本の誉 ニホンノホマレ」
紅色地 白斑入り 千重咲き 中輪
1859年の「椿伊呂波名寄色附」に載る古い品種。
「菊冬至」という名は 「菊綴(きくとじ)」からとか。
「菊綴(きくとじ)」というのは 直垂や水干、行司の装束などに 縫い目の補強のために付けられた 実用と装飾を兼ねた房飾り。
紅色地 白斑入り 牡丹~獅子咲き 散しべ 中~大輪
葉 : 不定形の中形 肉厚 弁天葉の一種 黄白色の覆輪葉 鋸歯を欠く
「太神楽」の枝変わりから生まれた品種
「太神楽」 : 紅地白斑入り 牡丹咲き 散しべ 大輪
「弁天神楽」は「七福神弁天」という別名もあり 二条城では「七福神弁天」の名札がついていた。
毎年 「エバ」より遅れて咲き始める。
ツバキの撮影に毎週出かけているので 庭仕事やパソコン作業が遅れ気味。
今日は寒かったけど プランターにタネまき苗を植え込んだり 花壇の草抜きや庭掃除など いろいろ。
ツバキの画像が溜まっているし 分類作業も溜まっている。
そろそろ年賀状も作らなければ・・・
でも 服部緑地の植物園で「ハイドゥン」や「ベティフォイサンダース 」が咲き始めたらしい。
行かなければ! 「ベティフォイサンダース 」は 見たことが無い。
見たことの無い花が咲いていると・・・ 見に行きたい! 撮影したい! と 心が騒ぐ。
淡桃地 外弁が紅ぼかし 一重 筒咲き 筒しべ 中輪
長めの筒咲きで中ほどがふくらみ その部分の色が濃い。
葉の先端と基部が急に細くなり 葉脈は顕著に凹む。
江戸末期より金沢に伝わる茶席の名花。
淡桃色 千重~列弁咲き 中輪
富山県婦中町の民家の栽培種
別名 : 霜月
「乙女椿」に似ているが花期が早く 弁間が透いて蓮華性 ときには列弁咲きになる点で区別できる。
「乙女椿 オトメツバキ」 : 淡桃色 千重咲き 中輪
晴れたので「服部緑地」にツバキを見に行こうと思ったが 火曜定休のようなので 堺の大仙公園に行ってきた。
前回は南宗寺さんで織部灯籠を拝見したが 堺には もう一箇所「キリシタン灯籠」と呼ばれている石灯籠のあるお寺があった。
西ルイスのお墓がある本受寺さんの奥庭に 目指す石灯籠がひっそりと立っていた。
大きく伸びた南天の脇には 蹲踞も見えた。
こちらの石灯籠の竿石には 左右だけでなく前後にもふくらみが見える。
アルファベットの組み合わせ文字もあり 下にはレリーフも見える。
火袋の窓は 前後が四角で 左に丸窓 右に三日月。
竿石のふくらみは 桂離宮の織部灯籠は左右のみ 曼殊院門跡のキリシタン灯籠には前後左右の四方に円盤状の突起が見えた。
アルファベットの組み合わせ文字は 桂離宮のものと似ているように見えた。
マリア像ともお地蔵さんとも言われるレリーフは 桂離宮では足元まで見えなかったが こちらの石灯籠には はっきりと見えている。
両足の爪先が外を向いているので ガウンを羽織った宣教師の像とも言われているらしい。
確かに お地蔵さんの足は衣で隠れていたり 見えていても爪先は揃って前を向いている。
そういえば 南宗寺さんの方丈前庭の織部灯籠のレリーフも ガウンの裾の下に両足が見えている ようにも見える。
堺にツバキを見に来たら 利休さんの「椿の井戸」もぜひ拝見したいと思い 屋敷跡へ向かう。
あまり広くない屋敷跡には 「椿の井戸」と石灯籠があるだけ。
千利休が茶の湯に使ったと伝えられる井戸には ツバキの炭を底に沈められていたので 「椿の井戸」と呼ばれている。
井戸屋形は 利休ゆかりの大徳寺山門の古い部材を用いて建てられている とのこと。
「椿の井戸」の左手には 石灯籠が三つ見えた。
背の高い春日型のようなものと雪見灯籠、もう一つは「織部灯籠」かと思ったが 竿石のふくらみは無かった。
蹲踞の脇に低く埋け込まれていて 笠石や火袋の形などは似ているように思ったのだけど 前後の四角い窓は見えたが 左右には丸や三日月の窓は無かった。
利休さんのお庭にあったものなのかどうかも よくわからない。
濃紅色 一重 猪口咲き 侘芯 極小輪
「侘芯ツバキ」の第一号の品種。
「侘芯ツバキ」
ワビスケツバキは「有楽 (太郎冠者)」が生みの親だが 「ヤブツバキ」の雄しべの葯が白く退化したものを 「侘芯ツバキ」と呼ぶ。
白色 一重 太い筒咲き 筒しべ 中輪
古くから中部地方にある品種。
「紅妙蓮寺」「淡妙蓮寺」とは 枝変わりの関係には無い。
紅色地 白斑入り 牡丹~獅子咲き 大輪
「紅太神楽」に白斑が入った品種。
別名が多く 二条城では「星飛 (照日)」 京都 長福寺では「石橋(しゃっきょう)」 他に「清緋」「清日」「絞太神楽」など。
別名 : 太神楽 ダイカグラ
紅色地 白斑入り 牡丹~獅子咲き 大輪
「紅太神楽」に白斑が入った品種。
別名が多く 二条城では「星飛 (照日)」 京都 長福寺では「石橋(しゃっきょう)」 他に「清日」「絞太神楽」など。
白色 一重 唐子咲き 小輪 葉柄は有毛でユキツバキ系
弁化した雄しべの花糸は淡黄色で 大小不揃いの唐子部に見え隠れする
1847年の「剪花翁伝」に載る古い品種
「白ト伴」に似ているが 「白ト伴」より花が小さく 外弁がゆるく波打ち 旗弁は大小不揃い。
秋咲き椿展の「白ト伴 シロボクハン」
我が家の「白ト伴 シロボクハン」
朱紅色 一重 筒咲き 葯退化白しべ侘芯 小輪
奥出雲産の野生ヤブツバキの枝変わり 侘芯ツバキ
「村下 むらげ」とは 蹈鞴(たたら)の長(おさ)の意
燃えるような朱紅色が 蹈鞴製鉄の火色に似ていることからの命名。
白色 唐子咲き 小輪
「白唐子 シロカラコ」に似ているが 花は大きめで唐子部は淡黄色 外弁に紅色の点条が出ることが有る。
外弁が紅色の「ト伴 ボクハン」とは 実生や枝変わりの関係に無い別系統で 江戸期からの古典品種
移り白~白 一重 筒~ラッパ咲き 筒しべ 蕾は尖る 中輪
「初嵐」には二種類あり 「初嵐 白玉」と「初嵐 嵯峨」と呼ばれ どちらも 白色の一重 筒しべの中輪。
その違いは 花形が「初嵐 白玉」は 抱え咲き、「初嵐 嵯峨」は 筒~ラッパ咲き。
白玉の蕾は丸く 嵯峨の蕾は尖り 嵯峨は咲き始めが移り白。
どちらも冬に先駆けて咲き 茶花、切り花として人気が有る。
ともに江戸期からの古典品種。
花色と蕾の形から この花は多分「初嵐 嵯峨」。
濃紅色 一重 筒~ラッパ咲き 筒しべ 中輪
「絞初嵐 シボリハツアラシ」の枝変わりから生まれた品種。
「絞初嵐」 : 白色地 紅色吹掛け絞り 一重 筒~ラッパ咲き 筒しべ 中輪
白色地 紅色吹掛け絞り 一重 筒~ラッパ咲き 筒しべ 中輪
「初嵐 ハツアラシ」の自然実生から生まれた品種。
「初嵐 ハツアラシ」 : 移り白~白 一重 筒~ラッパ咲き 筒しべ 蕾は尖る 中輪
我が家の「初嵐 ハツアラシ」
濃紅色 八~千重咲き 中輪
1859年の「椿伊呂波名寄色附」に載る古い品種。
英名は「チャフル」
江戸時代にシーボルトが持ち帰り そう名付けたとのこと。
挿し木の活着がよく 庭や公園などによく植えられている。
白地に紅縦絞りが少し入る 一重 筒咲き 筒しべ 中輪
白花、紅花、覆輪花も咲く
「秋の山」に似ているが 花は大きく 紅縦絞りが少ない。
「秋の山 アキノヤマ」
昨年は白無地の花しか咲かなくて残念に思っていたが 今年は綺麗な紅縦絞りが入っている。
桃色 千重咲き 蓮華性 中輪 関西古種
広くて丸い花びらが 外から順に小さくなり 重なり合っている。
内弁は立ち気味で 宝珠を抱える。
花びらは基部が濃いめの桃色。
色も形も ふんわりと優しい感じの花。
移り白~白 一重 筒~ラッパ咲き 筒しべ 蕾は尖る 中輪
「初嵐」には二種類あり 「初嵐 白玉」と「初嵐 嵯峨」と呼ばれ どちらも 白色の一重 筒しべの中輪。
その違いは 花形が「初嵐 白玉」は 抱え咲き、「初嵐 嵯峨」は 筒~ラッパ咲き。
白玉の蕾は丸く 嵯峨の蕾は尖り 嵯峨は咲き始めが移り白。
どちらも冬に先駆けて咲き 茶花、切り花として人気が有る。
ともに江戸期からの古典品種。
白地 紅縦絞り 一重 筒~ラッパ咲き 筒しべ 小~中輪
1859年の「椿伊呂波名寄色附」に載る古い品種。
最初に咲いたのは赤無地の花だったので 撮影した後 枝を切り取っておいた。
今年の一月、二月、三月、四月と 四回も通ったが たくさんのツバキ全ての花に出会うことは出来なかった。
特に早咲きの品種は 年内に行かなければ見られない。
昨日 電話でお願いしてみると 「どうぞ お待ちしています。」とのご返事。
早速 今日お邪魔した。
五十鉢ほどに花が咲いていて 予想以上の枚数を撮らせていただいた。
椿寿庵さんの二棟の大きなハウスの中には 地植えの株も有るが 鉢棚には大きな鉢がたくさん並んでいる。 白い花は 「聖 ヒジリ」
窯元からまとめてお買いになったとかで 我が家の大鉢とは径と深さのバランスが少し違うように見える。 広めで浅いような感じの鉢に 大き目の盆栽のように作りこまれていて 花数が多く 花が大きい。
私も こんな風に育てたい。
背丈を伸ばさず 小枝を増やし 花数を多く・・・というのが 私の理想。
でも 我が家の狭い棚には こんなに大きな鉢は並ばない・・・
二回りくらい小さなサイズにしないとね。
本やネットで資料が見つからなかった。
淡桃色 外弁は紅色ぼかし 牡丹咲き 大輪 有香 というところかしら。
この花と名前には見覚えがある。
先月 コーベ・カメリア・ソサエティの秋咲き椿展で拝見したことがあり 探してみようと思いながら 見つけることが出来なかった。
こちらで出会えるとは!
ぜひ欲しいと思い 小苗を分けていただいた。
秋咲き椿展の「匂羽衣」
洋種ツバキの華やかな大輪の花にも負けないくらい大きな花で ピンクのぼかしが美しく 波打つような花びらは盛り上がるよう。
その上 とても良い香り。
受付で「お気に入りの花の名札に このシールを貼ってください。」と手渡された赤いシールを 迷わず貼った。
どこかで探して手に入れたいと思ったが 本やネットで調べても資料が見つからなかった。
手元で育てることは出来ないかと残念に思っていたが 椿寿庵さんで出会うことができた。
これも何かのご縁。 大切に育てます。
白色 一重 筒咲き 筒しべ 小輪
「西王母 セイオウボ」の自然実生から生まれた品種。
「西王母 セイオウボ」 : 淡桃地 紅ぼかし 一重 筒咲き 筒しべ 中輪
我が家の「西王母 セイオウボ」
堺市の大仙公園に ツバキを見に行ってきた。
昨日お電話してみると 「今年は開花が早くて もう50鉢ほど飾っています。」
行かなければ!
朝は小雨が残っていて無理かと思ったが 洗濯物を軒下に干し終わった頃に止んだので 折畳の傘を持って とにかく出かけた。
日本庭園に入ると ツバキの鉢が並べられていた。
建物の中にも飾られていて かなりの数。
頑張って撮影していると 「今日咲いた花ですよ。」と 新しい鉢を運んでこられた。
聞けば 庭の奥の方で管理されているようで 見に行くと 広い通路の両側に沢山の鉢が並んでいた。
「咲いた鉢を次々飾ります。 肥後ツバキも沢山あります。」 とのこと。
また 見によせていただきます。
たくさんのツバキを見て満足して帰ったら もっと嬉しいものが届いていた。
東京の孫息子からのお手紙と 写真の入ったUSBメモリー。
「おじいちゃん おばあちゃん しゃしんをみてください」
Sくん ありがとう!
大仙公園は仁徳陵と履中陵の間にあり 公園に入る前に向かいに見える仁徳天皇陵を拝見。
「もずみみはらなかのみささぎ」と 読むらしい。
教科書などで見るのは上空からの写真だけど 間近に見ると山にしか見えない。
上空からの写真が飾られていたので撮影していると 歴史に詳しいグループが来られて いろいろ教えてくださった。
前方と後円のつなぎ目あたりに見えるのは「造り出し」と呼ばれ そこで祭祀が執り行われたとのこと。
築造されたときには盛土の上に大きな葺石が敷き詰められていて 日を浴びて輝く様は壮観だった らしい。
その後 手入れが行き届かなくて木が生い茂り 今のような状態になってしまった とのこと。
「陪ちょう」についても事細かく聞かせていただいて ちょっと怖くなった。
桃色と白色の弁が交互に並ぶ「一枚変わり」の一重 椀咲き 筒しべ 中輪 微香
サザンカ「獅子頭」と 原種ツバキ「悠県油茶」の種間雑種。
「攸県油茶 ユーシ(エ)ネンシス」 : 白色 一重 細長い花びらは5~7枚 花径は5~7センチ
宇治市植物公園 ツバキ展の「攸県油茶 ユーシ(エ)ネンシス」
今年の花は桃色が弱いようで 白地底紅のように見える。
「鴫立沢 シギタツサワ」の名札があったが この花は違う。
「鴫立沢 シギタツサワ」 : 白色 一重 筒~抱え咲き 筒しべ 中輪
「覆輪一休 フクリンイッキュウ」の名札があったが この花は違う。
「覆輪一休 フクリンイッキュウ」 : 淡桃色地 紅縦絞り白覆輪 八重 蓮華性 小輪
「雪の詩 ユキノウタ」の名札があったが この花は違う。
「雪の詩 ユキノウタ」 : 白色 牡丹咲き ユキ芯 大輪 3~4月咲き
この赤い花はサザンカのように見えた。
札違いかと思ったが 万博公園のホームページには「雪の詩 ユキノウタ」として白い牡丹咲きの花の写真があった。 撮り間違った?
更に調べると おもしろい記事を見つけた。
「この花は冬には赤い花が咲き 春になると白い花が咲く。」というようなことが書かれていた。
赤い花は台木のサザンカ ということはないのかしら。
その芽が伸びて花を咲かせ 春になると接がれた「雪の詩 ユキノウタ」が白い花を咲かせる のかもしれない。
淡桃色 白覆輪 一重 猪口咲き 侘芯 極小輪
「白侘助 シロワビスケ」の枝変わりから生まれた品種。
「白侘助 シロワビスケ」 : 白色 一重 猪口咲き 侘芯 極小
我が家の「白侘助 シロワビスケ」
「雛侘助 ヒナワビスケ」も 「白侘助 シロワビスケ」の枝変わり。
我が家の「雛侘助 ヒナワビスケ」
椿寿庵の「雛侘助 ヒナワビスケ」