極淡桃地 淡紅吹掛け~小絞り 八重~牡丹咲き 大輪
花の色と形が変化しやすい珍しい品種。 ユキツバキ系
それと共に雄しべも 筒しべ、割しべ、散しべと変わる。
別名 : 久寿玉 クスダマ
白色 一重 筒~ラッパ咲き 筒しべ 小~中輪
京都 霊鑑寺に原木がある。
側枝は枝垂れる。 東京 小石川植物園の「白一重枝垂れ椿」と同種。
よく晴れて風も無く 冷え込みも少し緩んだので 今年初めてのお花見。
服部緑地のホームページで「見頃の花」が次々出ていたので 咲き終わらないうちに見たいと思っていた。
温室のカメリアルームでは「クックフォンエンシス」や「コナ」、「サマンサ」など 椿山では「白鳳」、「黒龍」、「紺屋小町」など 40種ほど撮影してきた。
早くアップしたいけど まだ去年撮影した画像がたくさん残っている。
順番にね。
桃色地 底白 一重 肉厚 平開咲き 輪芯 中輪
親不明の自然実生から生まれた品種
開きかけの花しか見えなかったが 今回は「底白、輪芯」の花を撮ることができた。
淡紅色地 白覆輪 弁脈鮮明 一重 ラッパ~平開咲き 筒しべ 中輪
「絞臘月 シボリロウゲツ」の枝変わりから生まれた品種。
「絞臘月」 : 白地 淡紅の縦~小絞り 一重 平開咲き 筒しべ 中~大輪
京都府立植物園の「絞臘月 シボリロウゲツ」
京都 二条城の「絞臘月 シボリロウゲツ」
桃色 一重 筒咲き 筒しべ 中輪
江戸中期の茶人 高田太郎庵遺愛の名椿といわれ 尾張の豪商 関戸家を経て現在犬山市の常満寺に古木がある。
我が家の「関戸太郎庵 セキドタロウアン」
京都府立植物園の「関戸太郎庵 セキドタロウアン」
浄安寺ツバキ展の「関戸太郎庵 セキドタロウアン」
淡桃地に淡紅色ぼかし 一重 猪口咲き 侘芯 小輪
樋状に中折れした花びらの先は 剣弁で尖って見える。
ワビスケツバキの中でも 上品な色合いと引き締まった花と葉の姿が好まれている。
「細雪」には 「細雪A」と「細雪B」があるようだが 「細雪A」に近いような気がする。
「細雪A」 : 白色 一重 やや抱え咲き 筒しべ(先細り) 極小輪
「細雪B」 : 白色 一重 筒~ラッパ咲き 筒しべ 小輪
淡桃色地 淡紅色吹掛け~小絞り 八重~牡丹咲き 微香 大輪
花芯の雄しべは割しべで 旗弁が混じり牡丹咲きにもなる。
久留米に古くからある品種で 早咲きの有香種として知られている。
別名 : 「秋の誉 アキノホマレ」、「御所鏡 ゴショカガミ」
濃紅色 八~千重咲き 中輪
1859年の「椿伊呂波名寄色附」に載る古い品種。
英名は「チャフル」
江戸時代にシーボルトが持ち帰り そう名付けたとのこと。
挿し木の活着がよく 庭や公園などによく植えられている。
旧名 : 太郎庵 タロウアン
淡桃色 一重 抱え~筒咲き 筒しべ 中輪
関戸家に伝わる「太郎庵」は「関戸太郎庵 セキドタロウアン」と呼ばれている。
我が家の「関戸太郎庵 セキドタロウアン」
京都府立植物園の「関戸太郎庵 セキドタロウアン」
浄安寺ツバキ展の「関戸太郎庵 セキドタロウアン」
別名 : 吉野
桃色地 底白 一重 椀咲き 小さい筒しべ~輪芯 中輪
親不明の肥後椿の自然実生から生まれた品種。
日当たりを好む品種で 周りに樹木が茂ると衰弱する。
「草紙洗 ソウシアライ」の赤花かしら。
紅色 八重咲き 筒しべ 大輪 というところかしら。
「草紙洗 ソウシアライ」 : 淡桃色地 濃紅色の大小縦絞り 八重 平開咲き 筒しべ 大輪
浄安寺庭園の「草紙洗 ソウシアライ」
紅色地 白斑入り 千重咲き 中輪
1859年の「椿伊呂波名寄色附」に載る古い品種。
「菊冬至」という名は 「菊綴(きくとじ)」からとか。
「菊綴(きくとじ)」というのは 直垂や水干、行司の装束などに 縫い目の補強のために付けられた 実用と装飾を兼ねた房飾り。
我が家の「菊冬至 キクトウジ」
京都府立植物園の「菊冬至 キクトウジ」
京都 二条城の「菊冬至 キクトウジ」
秋咲き椿展の「菊冬至 キクトウジ」
極淡桃色を淡黄色で覆ったような色 一重 抱え咲き 筒しべ 中輪
「白玉」と「金花茶」の種間雑種。
「白玉」 : 白色 一重 やや抱え性の筒咲き 筒しべ 小輪 蕾が丸い
堺市 大仙公園の「白玉 シラタマ」
「金花茶」 : 黄色 八重 ラッパ咲き 小輪
服部緑地植物園の「金花茶 キンカチャ」
濃紅色 八重 蓮華咲き 筒しべ 大輪 肉厚 アメリカ
園芸品種の自然実生から生まれた品種。
Nuccio's Nurseries(ヌチオ農園 カリフォルニア)の作出。
Camellia amplexicaulis
ベトナム北部原産の原種椿
ベトナム名 : 海棠(ハイドゥン)
中国名 : 越南抱茎茶
濃桃色~紅色 八重 抱え~椀咲き 中輪
花びらは肉厚で13~15枚。
葉も肉厚で長さ30センチ 幅11センチほどの大きさ。
学名のアンプレキカウリスは"枝を抱く"の意。
ベトナムでは、旧正月を祝うめでたい花と親しまれている。
Camellia chrysantha
黄色 八重 ラッパ咲き 小輪
光沢のある花びらは9~11枚
中国産の原種
自生地 : 中国 広西チワン族自治区
黄花の原種としては、日本へ導入された第一号
「いのくち椿館」 原種椿園の「金花茶 キンカチャ」
宇治市植物公園 ツバキ展の「金花茶 キンカチャ」
舞鶴自然文化園の「金花茶 キンカチャ」
椿寿庵の「金花茶 キンカチャ」
急に寒くなって 風の冷たい日が続き 外に出るのがためらわれたが 咲いたツバキは何時までも待ってはくれない。
しっかりと重ね着をしてカイロを貼って 服部緑地の植物園に行ってきた。
ハイドゥンなどのある温室は暑いくらいで いろいろ撮影するうちに身体も温まったし 椿山を登ったり降りたりしながら写していると それほど寒さを感じなかった。
ボランティアの方々が いろいろ説明してくださったり 名札の無いツバキの名前を番号から調べてくださったり・・・ やっぱり思い切って出かけて本当によかった。
一つだけ残念だったのは 「ベティー・フォイ・サンダース」に白無地の八重咲きのような花が沢山咲いていて 紅縦絞りの花は一輪しか見えなかった。
その花も 高い所で咲いていたので 横顔しか撮れなくて・・・本当に残念。
年が明けたら また出かけたいと思っているが 再び出会うことができるかしら。
桃色 一重 唐子咲き 唐子弁は黄白色 極小輪 有香 アメリカ
Nuccio's Nurseries(ヌチオ農園 カリフォルニア)の作出。
「lutchuensis ルチエンシス」と「ト伴 ボクハン(月光 ガッコウ)」の交配から生まれた品種。
香りは「lutchuensis ルチエンシス」から 花形は「月光 ガッコウ」から受け継いでいる。
「lutchuensis ルチエンシス」 : 白色 一重 極小輪 有香
舞鶴自然文化園の「lutchuensis ルチエンシス」
「ト伴 ボクハン(月光 ガッコウ)」 : 濃紅色 唐子咲き 花芯の唐子弁は白色 花糸は紅色 小輪
宇治市植物公園 ツバキ展の「月光 ガッコウ」
淡桃色 千重咲き 大輪 アメリカ
Nuccio's Nurseries(ヌチオ農園 カリフォルニア)の作出。
宇治のツバキ展で見た「Twilight トワイライト」より花色が濃く 花形も少し違うように見える。
極淡桃色地 紅色吹掛け~小絞り 一重 筒咲き 輪芯 中輪
石川県河北郡宇ノ気町の寺にある「西王母」の自然実生から生まれた品種。
「西王母」 : 淡桃地紅ぼかし 一重 筒咲き 筒しべ 中輪
京都府立植物園の「西王母 セイオウボ」
白~移り白地 紅縦~小絞り 一重 筒~ラッパ咲き 筒しべ 中輪
「肥後京錦」と区別するため 「関東京錦」と呼ばれる。
「古金襴 コキンラン」の自然実生から生まれた品種
「古金襴 コキンラン」 : 白色地 濃紅色の大小縦~吹掛け絞り 八重~牡丹咲き 大輪
椿寿庵の「古金襴 コキンラン」
桃紅色 一重 筒~平開咲き 筒しべ 中輪
葉の先端部で突然変異による帯化現象が生じ 3~5裂に分岐して金魚の尾のようになっている。
「錦魚葉椿」でも正常な形の葉の方が多いものもあるが この株は「錦魚葉」が多く たくさんのキンギョが群れているように見える。
錦魚葉は実生の中から生まれやすく 赤一重が一般的だが 赤八重、白一重、白八重、白牡丹咲き、絞りや斑入りもある。
白一重にも 輪芯のものや侘芯の品種もある。
椿寿庵の「赤錦魚葉椿 アカキンギョバツバキ」
椿寿庵の「白錦魚葉椿 シロキンギョバツバキ」
宇治市植物公園 ツバキ展の「熊谷錦魚葉椿 クマガイキンギョバツバキ」
極淡桃色 八重 蓮華咲き 筒~割りしべ 大輪
別名 : 長寿の春
やや内曲した樋状の花びらが抱え咲きから始まって 後に外弁は平開してゆるく反曲。
全開すると 蓮華咲きになる。
この花は 花びらの枚数が少ないように見える。
椿寿庵の「一貴山 カズキヤマ」
宇治市植物公園 ツバキ展の「一貴山 カズキヤマ」
舞鶴自然文化園の「一貴山 カズキヤマ」
純白 唐子~牡丹咲き 大輪
肉厚の花びらがたっぷりと美しい 秋咲きの関西古種
温室入り口の脇に 鉢植えとして飾られていた。
淡桃色 白覆輪 一重 猪口咲き 侘芯 極小輪
「白侘助 シロワビスケ」の枝変わりから生まれた品種。
「白侘助 シロワビスケ」 : 白色 一重 猪口咲き 侘芯 極小輪
我が家の「白侘助 シロワビスケ」
服部緑地 都市緑化植物園の「白侘助 シロワビスケ」
「雛侘助 ヒナワビスケ」も 「白侘助 シロワビスケ」の枝変わり。
我が家の「雛侘助 ヒナワビスケ」
椿寿庵の「雛侘助 ヒナワビスケ」
詳しい資料が見つからなくて よく分からない。
桃色 一重 筒咲き 筒しべ 小輪 というところかしら。
「雪中花」というのは「初雁 ハツカリ」の別名。
「初雁」 : 極淡桃地桃ぼかし 一重 筒・ラッパ咲き 筒しべ 小輪 有香
我が家の「初雁」
服部緑地 都市緑化植物園の「昭和侘助 別名:初雁」
「桃色雪中花」は 桃色ぼかしが入らない桃色無地 ということなのかしら。
花が遠くて よくわからない。
淡桃色 一重 筒咲き 筒しべ 中輪
「初雁 ハツカリ」の自然実生から生まれた品種
「初雁」 : 極淡桃地桃ぼかし 一重 筒・ラッパ咲き 筒しべ 小輪 有香
我が家の「初雁」
服部緑地 都市緑化植物園の「昭和侘助 別名:初雁」
「蓬莱椿 大阪」という名札が付いていたが 「蓬莱紅 ホウライコウ」のような気がする。
「蓬莱紅 ホウライコウ」
紅色 一重 ラッパ咲き 筒しべ 中輪
宝塚から有馬温泉に通じる蓬莱峡の野生ヤブツバキから採集された品種。
「蓬莱白 ホウライハク」という新しい品種があるが それは白色 一重咲き。
「絞太郎庵」という名札を撮っているが 札違いか撮り間違いで 品種名は不明。
紅色 一重 中輪 というところかしら。 絞りは見えない。
「太郎庵 タロウアン」は 淡桃色 一重 抱え~筒咲き 筒しべ 中輪。
「秋の誉」という名札を撮っているが 札違いか撮り間違いで 品種名は不明。
移り白 一重 椀咲き 中輪 というところかしら。
「秋の誉 アキノホマレ」は 白地 紅色大小縦絞り 牡丹咲き 大輪
時に紅地の花も咲く とは書かれているが 白の一重が咲く筈はないだろう。
資料が本やネットで見つからなかった。
極淡桃色 千重咲き 中輪 というところかしら。
ツバキで「安達」というと 安達式挿花のお家元と関わりがありそうな気がしたが 調べても見つからなかった。
安達潮花氏を記念して名付けられた「家元 イエモト」という品種はあるのだけど。
極淡桃地 桃色ぼかし 一重 筒~ラッパ咲き 筒しべ 小輪 有香
この花は別名が多いようで 「昭和侘助」の他にも 「柳葉侘助」、「雪中花」、「数寄屋侘助」など。
古くは「数寄屋」と呼ばれていたが 後に改名。 現在の「数寄屋」は別種。
紅色 唐子咲き 唐子弁は淡紅 小輪
「早咲ト伴」と名札に書かれていたが 「秋咲ト伴」と呼ばれる品種かしら。
「秋咲ト伴」は 「ト伴 別名:月光 ガッコウ」の自然実生から生まれた品種
宇治市植物公園の「ト伴 別名:月光 ガッコウ」
我が家の「ト伴 別名:月光 ガッコウ」
本には載ってない品種で ネットで調べるとこちらの植物園の花しか見つからなかった。
淡桃色地 紅色の小絞り 八重 牡丹~獅子咲き 中輪 というところかしら。
名前から 多分愛知県で作られた品種
「都市緑化植物園」のホームページで「見頃の花」として紹介されていたのを拝見して ぜひ見たいと思い出かけた。
二本植えられていて どちらもよく花を見せていた。
花色や花形には幅があるようで 白に近いものから桃色に近いものまであり 牡丹咲きか獅子咲きか迷うような咲き方。
ふんわりと美しい花がたくさん咲いていたので ゆっくりと眺めて何枚も撮ってきた。
昨日お電話で尋ねてみると 「何本か咲いています。」 とのこと。
迷いながら電車を乗り継いで 「緑地公園」駅にたどり着いた。
駅からの道も遠くて分かりにくかったが 何度も尋ねながら ようやく到着。
大きく育った「紅妙蓮寺 ベニミョウレンジ」が点々と赤い花を見せて 出迎えてくれた。
原種をはじめ約700種のツバキが植えられている とのこと。
「椿山」には 「初日」「早咲天ヶ下」「白鳳」「覆輪雛侘助」「紅侘助」「綾織姫」などがあり 温室の「カメリアルーム」には 「コーラルデライト」「サマンサ」「キャメロンクーパー」「グランドスラム」などがあるらしい。
春までに 何度か通いたい。
ボランティアの方が案内してくださったり 名札のないツバキの番号を調べて名前を教えてくださったりしたので ありがたかった。
温室内には洋ランなどが咲き 「カメリアルーム」には「金花茶」や「ハイドゥン」などがあり 「Twilight トワイライト」や「Nuccio's Cameo ヌチオズカメオ」などが咲いていた。
「椿山」を見て回っていた途中 ひっそりと立つ「織部型石灯籠」を見つけた。
こちらで出会えるとは思ってなかったので嬉しかったが 古いものではないように見えた。
竿石の左右にふくらみが有り アルファベットの組み合わせ文字が彫られている。
その下には レリーフは無かった。
火袋の窓の位置が90度違っているような気がする。
正面と後ろが四角で 左右が円と三日月 だったように思う。
前に立つ水道管なのか無粋なものが目障りで 残念。