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ツバキとサクラ

法然院 哲学の道

手水鉢のツバキ

法然院にて

サクラ並木

哲学の道にて


鹿ケ谷へ お花見に行ってきた。 ツバキが主目的 サクラは ついで。

法然院と霊鑑寺で ツバキの花をたっぷり拝見。 30種以上の写真を撮ってきた。
法然院では 狩野光信と堂本印象の襖絵も拝見したが こちらは撮影不可。
建物やお庭のあちこちに 説明してくださる方々が居られて お話もたっぷり伺った。

法然院には大きく育ったヤブツバキが多かったが さらに大きく育った木々の陰になっていて 暗すぎて撮れなかった。
あんまりツバキが多いので 先々代の御住職が嘆かれたとか
  掃きよせて 椿ばかりや法然院

霊鑑寺では 主立ったツバキには木札に名前を書いて下げてあったので 花と名札を撮ってきた。
朝早く出かけて お昼近くまで たっぷりと楽しんできたが 本当は もっとゆっくりと見たかった。
与謝野晶子は 一日中 眺めていたのかしら。
  鹿ケ谷 尼は「けい」うつ椿散る
    鶯啼きて 春の日くれぬ

「けい」の音は聞けなかったが ウグイスの声は聞こえた。 
「けい」の文字の出し方が分からない。 「けい」というのは 「磐」の左上の「舟」を「声」に変えた字で 昔 石を「へ」の字形に作り 吊り下げて打ち鳴らした楽器のこと。

ツバキをたっぷり見たので サクラは帰りに哲学の道を横切る時 パパッと撮っただけ。
哲学とは程遠い人混みだった。