錦魚葉・梵天葉・桜葉
[ 宇治市植物公園ツバキ展
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変わり葉ツバキ 錦魚葉 キンギョバ
Camellia japonica 'Kingyo-tsubaki'
葉の先端部で突然変異による帯化現象が生じ 3~5裂に分岐して金魚の尾のようになっている。
錦魚葉は実生の中から生まれやすく 赤一重が一般的だが 赤八重、白一重、白八重、白牡丹咲き、絞りや斑入りもある。
白一重にも 輪芯のものや侘芯の品種もある。
宇治市植物公園 ツバキ展の 「熊谷錦魚葉椿 クマガイキンギョバツバキ」
服部緑地 都市緑化植物園の 「白牡丹咲錦魚葉椿 シロボタンザキキンギョバツバキ」
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変わり葉ツバキ 梵天葉 ボンテンバ
Camellia japonica 'Bonten'
「梵天葉」とは錦魚葉の変異がさらに進行したもので 葉の先端で主脈が葉の下で分離して 錦魚葉がぶら下がっている。
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変わり葉ツバキ 桜葉 サクラバ
Camellia hybrid 'Byakko'
C. japonica 'Goshiki-chiri-tsubaki' x C.reticulata 'Shizetou' ('Otani-tôtsubaki')
葉の形や鋸歯が 桜の葉に似ている。